“らんま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欄間82.3%
乱麻17.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縁側の戸を全部閉めさせて、欄間(らんま)から入る月の光を頼りに、囲いの中で平次と八五郎は顔を見合せました。眉毛の数まで読めそうです。
ことに欄間(らんま)の周囲に張つた模様画は、自分の知り合ひの去る画家に頼(たの)んで、色々相談の揚句(あげく)に成つたものだから、特更興味が深い。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
乱麻(らんま)のような帝国主義の日々の目前の利害と延命のための権謀術数の間をぬって、どう運転され、たたかわれ、勝利を占めてゆくかという、現実のいきさつだと思うんだ。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
見る見る百人長は色激して、砕けよとばかり仕込杖を握り詰めしが、思うこと乱麻(らんま)胸を衝(つ)きて、反駁(はんばく)の緒(いとぐち)を発見(みいだ)し得ず、小鼻と、髯(ひげ)のみ動かして、しらけ返りて見えたりける。時に一人(にん)の軍夫あり
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)