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『水と砂』
ふりがな文庫
『
水と砂
(
みずとすな
)
』
「此処から足許があぶなくなりますから、みなさんご用心よ。」 彼等が、小流の畔に出ると、一ばん先に進んでゐた光代がかう言ひ棄てていきなり右へ折れた。驟雨に洗はれて空気の澄みきつた七月の初夜である。見あげれば少なからぬ星影は青く燦めいてゐるので …
著者
神西清
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約54分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
織
(
こまか
)
寛
(
ゆっく
)
峡
(
あい
)
輸入
(
はい
)
熱心
(
むき
)
天
(
そら
)
惝怳
(
しょうこう
)
確
(
しっか
)
磨
(
す
)
結
(
ゆわ
)
沫
(
しぶ
)
希臘
(
ギリシア
)
難
(
にく
)
機会
(
しお
)
齎
(
もた
)
体躯
(
からだ
)
盛
(
さか
)
穢
(
きたな
)
仮令
(
たとえ
)
雌蕊
(
めしべ
)
歔欷
(
きょき
)
纔
(
わず
)
欄間
(
らんかん
)
圧
(
おさ
)
蔓
(
はびこ
)
彫
(
きざ
)
趁
(
お
)
遽
(
にわ
)
稍
(
やや
)
間歇
(
かんけつ
)
躓
(
つまず
)
顰
(
ひそ
)
籬
(
まがき
)
蔑
(
さげす
)
離房
(
はなれ
)
譫言
(
うわごと
)
混淆
(
こんこう
)
衿持
(
きょうじ
)
輻射
(
ふくしゃ
)
脹
(
ふく
)
蒼惶
(
そうこう
)
怜悧
(
れいり
)
体質
(
からだ
)
停臥
(
ていが
)
先刻
(
さっき
)
医
(
いや
)
厭悪
(
えんお
)
四辺
(
あたり
)
夏衣
(
なつぎ
)
嬌羞
(
きょうしゅう
)
屡々
(
しばしば
)
康
(
やす
)
従
(
つ
)
矜持
(
きょうじ
)
懶
(
ものう
)
扨
(
さて
)
披戸
(
ひらき
)
松籟
(
しょうらい
)
柘榴
(
ざくろ
)
次手
(
ついで
)
海松
(
みる
)
湿
(
しめ
)
瀟洒
(
しょうしゃ
)
燬
(
や
)
直直
(
じきじき
)