“織”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
64.0%
おり12.8%
オロ5.8%
2.3%
おろ2.3%
はた2.3%
ハタ2.3%
おら1.2%
おる1.2%
おつ1.2%
おりもの1.2%
こまか1.2%
のぼり1.2%
オリ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌朝きると、すでにづかれたとったものか、は、しのままになって、姿はどこへかえてえなかったのでした。
はまねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
沖縄は元来の島といってもよく、実に美しい数々のものを作りましたが、それが無造作に古着として売られているのです。
沖縄の思い出 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
女鳥の わがおほきみのす機。ねろかも——、御存じ及びでおざりませうなう。昔、かう、機殿の牕からのぞきこうで、問はれたお方樣がおざりましたつけ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
衣服の原料 石器時代の土器の中には表面にし付けたる有るものあり。織り物には精粗の別あれど最も精巧なるは五分四方に、たて、ぬき共に十八あり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
女鳥の わがおおきみのす機。ねろかも——、御存じ及びでおざりましょうのう。昔、こう、機殿のからのぞきこうで、問われたお方様がおざりましたっけ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
が、もしこの一家が百本の桑を植え、十三歳以上の女七人の手によって養蚕し糸を紡ぎを織ったならば、年の絹布産額は恐らくこの数倍に達するであろう。のみならず調はこの絹布に限らない。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
其秀起たる浪の穂の上に、八尋殿てゝ、手玉もゆらに少女は、是誰が女子ぞ。」答へて曰はく、「大山祇神の女等、は磐長姫とり、は、木華開耶姫とる。」……(日本紀一書)
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
織物専業とする所にては、織人へおきてするを利とす。においてはき一国の名産なれども、織婦へおきておらする家なし。
これらの事に熟思に、にはゆゑ阳熱を織にはの糸ゆゑ阴冷む。さては寒に用ひてならしめ、布はに用てかならしむ。
娘のを歌ひながら一心にて居る小屋など、一つ/\はれるのを段々先へ先へと歩いて行くと、高低らざる石の多い路の凹処には、水が丸で洪水退いた跡でもあるかのやうに満ち渡つて
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
が大部盛に行われる。織機はその主要点に於て我国のと大差ないが、紡車を我々と逆に廻すところに反対に事をする一例がある。
その様な時には、平生は柔しげな微笑の下に巧みにかくされてゐるい幾条かの皺が、思ひがけなくはつきりと夫人の額に浮び出ることさへあつた。
水と砂 (新字旧仮名) / 神西清(著)
凶作でも無い限りは、早くから用意をして、家々では鯖の鮓をしこみ、甘酒の香が到る処にたゞよひ、子供は飽きるほど物を食べて、静かに大の秋風にはためく音を聴いた。
祭のさまざま (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
に通じて、後世、何織・織何といふ名が多い。扇をり・小萩などは、其俤を見せてゐる。織女の聯想ではない。よをりのをりも、折り伏して、齢を奉る義か。たよは膕のよで、よを折つての義だ。