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おる
語句 | 割合 |
織 | 33.3% |
居 | 33.3% |
己 | 33.3% |
これらの事に
付て
熟思に、
絹を
織には
蚕の
糸ゆゑ
阳熱を
好、
布を織には
麻の糸ゆゑ
阴冷を
好む。さて
絹は寒に用ひて
温ならしめ、布は
暑に用て
冷かならしむ。
越後の
紵商人かの国々にいたりて
紵をもとめて国に
売る、
紵を此国にてもそといふは
古言也。
麻を古言にそといひしは
綜麻のるゐ也。
麻も
紵も
字義はおなじく
布に
織べき
料の糸をいふ也。
寛永年中のこと
也。
安成久太夫といふ武士あり。備前因幡
国換への時節にて、
未だ
居屋敷も定まらず、
鹿野(今の
気高郡鹿野町)の
在に仮に住みけり。
よね
己も、今日、浜で、そるば云ふたツた。