“すえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スエ
語句割合
58.9%
16.8%
4.7%
4.2%
2.3%
末裔1.9%
澆季1.4%
0.9%
下婢0.9%
0.9%
末流0.9%
最終0.5%
末弟0.5%
下旬0.5%
周淮0.5%
将来0.5%
0.5%
後来0.5%
末女0.5%
末姫0.5%
末季0.5%
末端0.5%
須栄0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
更にそのが裾野となって、やかな傾斜で海岸に延びており、そこに千々岩灘とは反対の側の有明海が紺碧の色をたたえて展開する。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
「我も亦高皇産霊なれば、其の中程はとにもかくにも」の歌は、遺憾なく我ら国民の祖先に関する信念を語ったものである。
湯は、だだっ広い、薄暗い台所の板敷を抜けて、土間へ出て、庇間一跨ぎ、風呂をこの空地から焚くので、雨の降る日は難儀そうな。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
どちらも春から芽を出しながら、百合は秋の初、コスモスは秋の覚束なげな花が咲くまで、いじけたままに育つのである。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
少女は横浜の生糸仲買人の二女でと言い、当時十八歳で、桜井女学校の四年になっていた。
湖畔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
実に聞くだに胸がむかついてくる。卿らの祖先はいったい、曹操の下僕だったのか。いやしくも歴代朝門に仕えてきた人々の末裔ではないか。泉下の祖先たちはおそらく慟哭しているだろう。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
有王 世は澆季になったと思われまする。平氏はますます栄えはびこり、その荘園は天下に半ばし、一族ことごとく殿上に時めき「平氏にあらざるものは人にあらず」といわれております。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
鱗が重なり重なッて髪の外面を包んで居ます丁度筍の皮の様な按排式に鱗は皆根からへ向て居るのです
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
つい四年前に輿入れしたばかりの、若い美しい忠興夫人は、その明智家の二女であり、大逆人の光秀のむすめであることを、お下婢女童までが、知らぬはないからであった。
他国より年来罷越居候流浪人、吟味の上村方故障無之分は、居懸百姓又は見懸人に相、医者又は賤しからざる渡世仕来候者は、郡付亦は郷付浪人等に申付候様、享和二戌年御内達に有之。
五十鈴河は末流の方でもはいってはいけない、ことに女人はだが——夏の夜、そっと流れに身をひたすと、山の陰が抱いてるように暗いのに、月光何処からかってきてる水がキラリとする。
最終の日に、国民のすべてが王の魂を持つ時が来れば、その時、愛蘭は全世界の国々の中で第一位の国となるのでありましょう。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
コノール (了解せぬように)最終の日に?……最終の日に? お前は何の話をしているのか? コルマックは王となり、彼の子孫が彼の後を継ぐであろう。かれの妻エサには神々の血が伝っている。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
また末弟の宗業も、天才的な名筆で、早くから、写経生の試験には合格し、十七歳のころには、万葉集全巻を、たった十日で写したというので、後白河帝の御感にもあずかったほどな
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長兄の範綱は歌人だし、中の有範は、皇后大進という役名で、一時は御所と内裏とに重要な地位を占めていたが、今は洛外にああして隠遁的にくすぶっているし、末弟の宗業は、書記局の役人で
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
降りみ降らずみの梅雨上りのこと。弘化はこの年きりの六月の下旬だった。
上総周淮郡、上丁物部竜の作。下の句は、「に取り着きて言ひし子ろはも」というのだが、それがったのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
脚気症の母乳はよく赤児の脳を犯すことや、その取り返しのつかない将来のことを思うと、絶対にやってはならないことだった。
童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
さればこそ北条の、足利のにおいては、「天皇御謀反」の新熟語も出でりたるなれ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そんなことをいった人に後来をみせて。赤い顔をさせておやんなさい。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
「月輪殿のお末女の方、玉日姫を、わたくしの妻として乞いうけたいのでございます」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御弟子のうちから、一人の若人をちょうだいして、私の末姫娶合せたいと考えまするが、上人に、お言葉添えをしていただかれましょうや? ……」琥珀の珠でもあるような上人の
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五月末季のある夕ぐれ、商売上の些細なことから犬も食わない立廻りのあげく、打ちどころでも悪かったものか、おりんは平兵衛の振り上げた仕事用のの下に
やや旧派の束髪に結って、ふっくりとした前髪を取ってあるが、着物は木綿の縞物を着て、海老茶色の帯の末端が地について、帯揚げのところが、洗濯の手を動かすたびにかすかにく。
少女病 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
母の須栄が、大きな紙包みを幾つも提げて、「寒い、寒い」と云ひながら上つて来た。
花問答 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
掌に、皮が干上って餡からた臭のする桜餅をとって貰いながら石川は
牡丹 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)