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末裔
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すえ
ふりがな文庫
“
末裔
(
すえ
)” の例文
その
末裔
(
すえ
)
の末裔に、今、我なるものが、ここにあるのかと思うと、玄徳は体じゅうの血が自分のものでないように熱くなった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実に聞くだに胸がむかついてくる。卿らの祖先はいったい、曹操の
下僕
(
しもべ
)
だったのか。いやしくも歴代朝門に仕えてきた人々の
末裔
(
すえ
)
ではないか。泉下の祖先たちはおそらく
慟哭
(
どうこく
)
しているだろう。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仁徳
(
にんとく
)
帝の御代のころ、
高麗人
(
こうらいびと
)
数千をひきいてこの地に土着された
彼国
(
かのくに
)
の王族のお
末裔
(
すえ
)
であり、八幡殿の奥州の
役
(
えき
)
に武功をあげて、かくれなき名誉のお家柄となったもの……。いや、嘆くことはない。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「さすがは、漢代の功臣の
末裔
(
すえ
)
——」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三国の良将の
末裔
(
すえ
)
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“末裔”の意味
《名詞》
末裔(まつえい)
遠い子孫。ずっと後の子孫。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
裔
漢検1級
部首:⾐
13画
“末”で始まる語句
末
末期
末枯
末子
末世
末梢
末路
末席
末代
末始終