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洛外
ふりがな文庫
“洛外”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らくがい
87.5%
らくぐわい
6.3%
ラクグワイ
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らくがい
(逆引き)
武蔵が二十一歳で上京して、憲法の子清十郎、弟の伝七郎、子の又七郎の三名までを
洛外
(
らくがい
)
一乗邑で、試合のうえで打ち果してしまったことだ。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洛外(らくがい)の例文をもっと
(14作品)
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らくぐわい
(逆引き)
流し斯る
卑
(
いやし
)
き
賤
(
しづ
)
の
女
(
め
)
が
腰折
(
こしをれ
)
も和歌の
徳
(
とく
)
とて
恐多
(
おそれおほ
)
くも
關白殿下
(
くわんぱくでんか
)
へ聽えしも有難さ云ん方なきに況てや十
善
(
ぜん
)
萬
乘
(
じよう
)
の君より御
宸筆
(
しんぴつ
)
とはと云つゝ前へがツくり
平伏
(
へいふく
)
致すと思ひしに
早晩
(
いつしか
)
死果
(
しにはて
)
居
(
ゐ
)
たりしとぞ依て
遺骸
(
なきがら
)
は
洛外
(
らくぐわい
)
壬生
(
みぶ
)
の
法輪寺
(
ほふりんじ
)
に
葬
(
はうむ
)
り今におかち女の
墳
(
はか
)
同寺
(
どうじ
)
にありて此
和歌
(
わか
)
殘
(
のこり
)
けるとかや
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
洛外(らくぐわい)の例文をもっと
(1作品)
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ラクグワイ
(逆引き)
南家の郎女が、宮から召されることになるだらうと言ふ噂が、京・
洛外
(
ラクグワイ
)
に広がつたのも、其頃である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
洛外(ラクグワイ)の例文をもっと
(1作品)
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“洛外(
洛中
)”の解説
洛中(らくちゅう)とは、京都の市中を指す呼び名。日本の平安時代に文学上の雅称として平安京を中国の都に擬えて「洛陽」と呼んだことから派生した言葉で、概ね中世以降に用いられる。その示す地理的範囲は時代ごとに違いがある。また、公・官・民、それぞれの立場からも認識の違いがみられる。洛中に対して、洛中に続く外縁地域を洛外と呼んだ。
(出典:Wikipedia)
洛
漢検準1級
部首:⽔
9画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“洛外”で始まる語句
洛外天
検索の候補
洛中洛外
洛外天
洛内外
“洛外”のふりがなが多い著者
吉川英治
作者不詳
島崎藤村
神西清
長谷川時雨
折口信夫
国枝史郎
田中貢太郎