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洛中
ふりがな文庫
“洛中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らくちゅう
87.1%
らくちう
6.5%
らくちゆう
6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らくちゅう
(逆引き)
「その様子では、
洛中
(
らくちゅう
)
のさわぎも、ただごとであるまい。
怪我
(
けが
)
してはならぬゆえ、
十八公麿
(
まつまろ
)
も、きょうは、学舎をやすんだがよいぞ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洛中(らくちゅう)の例文をもっと
(27作品)
見る
らくちう
(逆引き)
何故
(
なぜ
)
かと云ふと、この二三年、京都には、
地震
(
ぢしん
)
とか辻風とか火事とか饑饉とか云ふ
災
(
わざはひ
)
がつゞいて起つた。そこで
洛中
(
らくちう
)
のさびれ
方
(
かた
)
は一通りでない。
羅生門
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
洛中(らくちう)の例文をもっと
(2作品)
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らくちゆう
(逆引き)
男は翌日から姫君を探しに、
洛中
(
らくちゆう
)
を方々歩きまはつた。が、何処へどうしたのか、容易に
行
(
ゆ
)
き
方
(
がた
)
はわからなかつた。
六の宮の姫君
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
洛中(らくちゆう)の例文をもっと
(2作品)
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“洛中”の解説
洛中(らくちゅう)とは、京都の市中を指す呼び名。日本の平安時代に文学上の雅称として平安京を中国の都に擬えて「洛陽」と呼んだことから派生した言葉で、概ね中世以降に用いられる。その示す地理的範囲は時代ごとに違いがある。また、公・官・民、それぞれの立場からも認識の違いがみられる。洛中に対して、洛中に続く外縁地域を洛外と呼んだ。
(出典:Wikipedia)
洛
漢検準1級
部首:⽔
9画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“洛中”で始まる語句
洛中洛外
検索の候補
洛中洛外
京洛中
“洛中”のふりがなが多い著者
高山樗牛
吉川英治
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谷崎潤一郎
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幸田露伴
泉鏡花
島崎藤村
菊池寛
国枝史郎