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洛中洛外
ふりがな文庫
“洛中洛外”の読み方と例文
読み方
割合
らくちゅうらくがい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らくちゅうらくがい
(逆引き)
それに致しましても
此度
(
このたび
)
の兵乱にて、
洛中洛外
(
らくちゅうらくがい
)
の諸家諸院の御文書御群書の
類
(
たぐ
)
いの焼亡いたしましたことは、
夥
(
おびただ
)
しいことでございましたろう。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
一条二条の
大路
(
おおじ
)
の辻に、盲人が一人さまようているのは、世にも
憐
(
あわ
)
れに見えるかも知れぬ。が、広い
洛中洛外
(
らくちゅうらくがい
)
、無量無数の盲人どもに、充ち満ちた所を眺めたら、——
有王
(
ありおう
)
。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いくら
掻
(
か
)
き消すようにしても綿々として思い重なってくる女のことを胸から追い払うようにして、
洛中洛外
(
らくちゅうらくがい
)
をさまよい歩いて、時としては人気のない古い寺院などに入っていって
狂乱
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
洛中洛外(らくちゅうらくがい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“洛中洛外(洛中洛外図)”の解説
洛中洛外図(らくちゅうらくがいず)は、京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の景観や風俗を描いた屏風絵である。2点が国宝、5点が重要文化財に指定される(2016年現在)など、文化史的・学術的な価値が高く評価され、美術史や建築史、および都市史や社会史の観点から研究されている。戦国時代にあたる16世紀初頭から江戸時代にかけて制作された。現存するものの中で良質なものは30から40点とされる。
(出典:Wikipedia)
洛
漢検準1級
部首:⽔
9画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
洛
漢検準1級
部首:⽔
9画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
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