“腰折”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしおれ60.0%
こしお20.0%
こしをれ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成仏(じょうぶつ)はさて置いて菩薩(ぼさつ)にもなることの出来ぬのは慚愧(ざんき)の至りであると思ってまた一つの腰折(こしおれ)が出来ました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
一時(ひととき)ばかりにして人より宝丹(ほうたん)を貰(もら)い受けて心地ようやくたしかになりぬ。おそろしくして駄洒落(だじゃれ)もなく七戸(しちのへ)に腰折(こしお)れてやどりけるに、行燈(あんどう)の油は山中なるに魚油にやあらむ臭(くさ)かりける。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
流し斯る卑(いやし)き賤(しづ)の女(め)が腰折(こしをれ)も和歌の徳(とく)とて恐多(おそれおほ)くも關白殿下(くわんぱくでんか)へ聽えしも有難さ云ん方なきに況てや十善(ぜん)萬乘(じよう)の君より御宸筆(しんぴつ)とはと云つゝ前へがツくり平伏(へいふく)致すと思ひしに早晩(いつしか)死果(しにはて)居(ゐ)たりしとぞ依て遺骸(なきがら)は洛外(らくぐわい)壬生(みぶ)の法輪寺(ほふりんじ)に葬(はうむ)り今におかち女の墳(はか)同寺(どうじ)にありて此和歌(わか)殘(のこり)けるとかや
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)