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こしおれ
ふりがな文庫
“こしおれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
腰折
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腰折
(逆引き)
成仏
(
じょうぶつ
)
はさて置いて
菩薩
(
ぼさつ
)
にもなることの出来ぬのは
慚愧
(
ざんき
)
の至りであると思ってまた一つの
腰折
(
こしおれ
)
が出来ました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ひとりそんなふうにかんがえつづけていたわたしはあたまの中に一つ二つ
腰折
(
こしおれ
)
がまとまりかけたのでわすれないうちにと思ってふところから手帳を出して月あかりをたよりに鉛筆をはしらせて行った。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ある時
詠
(
よ
)
み出でし
腰折
(
こしおれ
)
一首
(
いっしゅ
)
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
香
(
こう
)
ばしい匂いがあってなかなかよい味をもって居る。そういう米を作るために田植をやって居る。雨がびしょびしょ降って居る。ちょうど日本の事を思い出されて
詰
(
つま
)
らん
腰折
(
こしおれ
)
が出来ました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ただ書物を得られぬのは忍び得るけれども、忍び得られぬのはチベット国の
獄屋
(
ひとや
)
に
繋
(
つな
)
がれて居る友人の身上、どうかこの友人を救う道はないものだろうかと考えに
駆
(
か
)
られた結果つい
腰折
(
こしおれ
)
が出ました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
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