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『蘆刈』
ふりがな文庫
『
蘆刈
(
あしかり
)
』
君なくてあしかりけりと思ふにも いとゞ難波のうらはすみうき まだおかもとに住んでいたじぶんのあるとしの九月のことであった。あまり天気のいい日だったので、ゆうこく、といっても三時すこし過ぎたころからふとおもいたってそこらを歩いて来たくなった。 …
著者
谷崎潤一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」改造社、1932(昭和7)年11月号、12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間17分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蕩
(
まど
)
一
(
はじめ
)
通行
(
みちゆき
)
頭
(
がしら
)
修理
(
すり
)
率
(
したが
)
嬰子
(
ややこ
)
飄
(
ただよ
)
遅
(
ま
)
自
(
おの
)
生
(
お
)
抓
(
つめ
)
増
(
ます
)
埋
(
うも
)
直
(
じ
)
香
(
こう
)
間
(
けん
)
解
(
げ
)
蘭
(
ろう
)
舟
(
ぶね
)
生身
(
しょうじん
)
渡船
(
とせん
)
渡
(
わたり
)
楼
(
たかどの
)
木
(
ぎ
)
手拭
(
てぬぐ
)
御寮
(
ごりょ
)
千世
(
ちよ
)
少
(
わか
)
家居
(
いえい
)
好
(
す
)
夫
(
おっと
)
外
(
はず
)
殆
(
ほと
)
鳴渡
(
なると
)
馴染
(
なじ
)
随身
(
ずいじん
)
遂
(
と
)
辺
(
へん
)
路次
(
ろうじ
)
角
(
かど
)
蝋塗
(
ろうぬ
)
蓋
(
けだ
)
艶
(
えん
)
翳
(
かげ
)
経廻
(
けいかい
)
粋
(
すい
)
簦
(
からかさ
)
秦
(
はた
)
私
(
わたくし
)
睦
(
むつま
)
由
(
よ
)
熊野
(
ゆや
)
煙草
(
タバコ
)
煙管
(
キセル
)
歴
(
へ
)
此
(
こ
)
松風
(
しょうふう
)
是
(
こ
)
操
(
みさお
)
担
(
にな
)
所為
(
しょい
)
我
(
わ
)
御
(
おん
)
店
(
たな
)
庇
(
ひさし
)
己
(
おれ
)
家作
(
やづく
)
好
(
よ
)
堰
(
せ
)
堪
(
た
)
在所
(
ざいしょ
)
嘗
(
かつ
)
乾
(
ほ
)
下
(
くだ
)
品
(
ひん
)
俄
(
にわ
)
其
(
そ
)
則
(
すなわ
)
維
(
つな
)
肌
(
はだ
)
聴
(
き
)
老妓
(
ろうぎ
)
以
(
もっ
)
翠巒
(
すいらん
)
罰
(
ばち
)
罎
(
びん
)
纜
(
ともづな
)
纏
(
まと
)
結
(
ゆ
)
紅
(
あか
)
紐
(
ひも
)
紛
(
まぎ
)
終
(
つい
)
伊丹
(
いたみ
)
脇息
(
きょうそく
)
繁
(
しげ
)
縮緬
(
ちりめん
)
繁昌
(
はんじょう
)
給
(
たま
)