“経廻”のいろいろな読み方と例文
旧字:經廻
読み方割合
へめぐ87.5%
けいかい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや真実ほんとうに。」と、その男も笑い出した。そして一順人々の手を経廻へめぐって来た時計を、そっと懐へしまいこんだ。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
京都では父の御機嫌伺いをするだけで、その日のうちに奈良へ行き、二三日間春の大和路やまとじ経廻へめぐりたいと思っていること、ただしこれは自分だけの考なので
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
韻ハ水風ニただよヒ、経廻けいかいノ人、家ヲ忘レザルハナシといい、釣翁ちょうおう商客、舳艫じくろ相連ナリテほとンド水ナキガ如シ、蓋シ天下第一ノ楽地ナリともいっている。
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)