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経机
ふりがな文庫
“経机”のいろいろな読み方と例文
旧字:
經机
読み方
割合
きょうづくえ
95.2%
きょうき
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうづくえ
(逆引き)
兵馬はそんなことを考えると頭が重くなって、
経机
(
きょうづくえ
)
の上に両手でその重い頭を押えて
俯伏
(
うつむ
)
いた時、ハラハラと涙がこぼれました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
まず
厨子
(
ずし
)
の本尊仏をかつぎだし、燭台
経机
(
きょうづくえ
)
の類をはじめ、
唐織
(
からおり
)
の
帳
(
とばり
)
、
螺鈿
(
らでん
)
の卓、
瑩
(
えい
)
の香炉、
経櫃
(
きょうびつ
)
など、
床
(
ゆか
)
の
一所
(
ひととこ
)
に運び集める。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
経机(きょうづくえ)の例文をもっと
(20作品)
見る
きょうき
(逆引き)
経机
(
きょうき
)
の上へ悠然と腰をおろして、前の畳へ二本の抜き身を突きさした、それに対して、老いた役者が白い綿入れに巻き帯して平伏している。役者というのは、いまでいう寺の執事長である。
増上寺物語
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
経机(きょうき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“経机”の意味
《名詞》
読経や写経の際に経典を置く主に黒または丹塗りの机。
(出典:Wiktionary)
“経机”の解説
経机(きょうつくえ)とは、読経の際に経典をのせる机。寺院本堂及び、仏壇の前に置かれる仏具の一種。黒または朱塗りの漆塗りのものと、唐木のものがある。また葬儀における祭壇及び、中陰壇の前には、白木のものを用いる。
(出典:Wikipedia)
経
常用漢字
小5
部首:⽷
11画
机
常用漢字
小6
部首:⽊
6画
“経”で始まる語句
経
経緯
経験
経帷子
経文
経綸
経師屋
経過
経書
経巡
“経机”のふりがなが多い著者
林不忘
三遊亭円朝
高浜虚子
柳宗悦
伊藤左千夫
中里介山
谷崎潤一郎
吉川英治
佐藤垢石
山本周五郎