足迹あしあと
お庄の一家が東京へ移住したとき、お庄はやっと十一か二であった。 まさかの時の用意に、山畑は少しばかり残して、後は家屋敷も田もすっかり売り払った。煤けた塗り箪笥や長火鉢や膳椀のようなものまで金に替えて、それをそっくり父親が縫立ての胴巻きにしま …
作品に特徴的な語句
なか 良人おやじ ずく せせ 敏捷はしっ 化粧つく あれ おじ せし かく うぶ あたい ある なか とん 彷徨ぶらぶら 紛紜ごたくさ ぞめ かんば コップ さび うかが 計画もくろ はず ぶく かわ くさ 上流うわなが つく 彷徨ぶらつ コップ おお きつ せなか 空手ただ 死骸から つく 襁褓しめし 煽動けしか すみ びた はずみ はた 鋸屑かんなくず ふか いじく わた ちいさ 何某なんのなにがし まし むさぼ 夜深よなか 器量はたらき 路傍みちわき 蒼白あおざ こおり むく しも だら ばなし おも 家宅やしき ほっ 赫々かっか 商業これ とんが かぶり たか 法師ぼうず ちいさ 新婦にいよめ 良人うち いち 湿うるお 日射ひかげ なす 潜伏しゃが ばなし あせ 扮装みなり ほん