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『足迹』
ふりがな文庫
『
足迹
(
あしあと
)
』
お庄の一家が東京へ移住したとき、お庄はやっと十一か二であった。 まさかの時の用意に、山畑は少しばかり残して、後は家屋敷も田もすっかり売り払った。煤けた塗り箪笥や長火鉢や膳椀のようなものまで金に替えて、それをそっくり父親が縫立ての胴巻きにしま …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「読売新聞」1910(明治43)年7月30日〜11月18日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4時間1分(500文字/分)
朗読目安時間
約6時間41分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
あ
)
側
(
なか
)
精
(
と
)
精
(
ずく
)
良人
(
おやじ
)
敏捷
(
はしっ
)
直
(
ね
)
弄
(
せせ
)
化粧
(
つく
)
怯
(
おじ
)
娘
(
あれ
)
捻
(
こ
)
占
(
せし
)
幼
(
うぶ
)
吐
(
ふ
)
妾
(
あたい
)
約
(
つ
)
囲
(
かく
)
騒
(
ぞめ
)
間
(
なか
)
行
(
ある
)
紛紜
(
ごたくさ
)
団
(
とん
)
香
(
かんば
)
彷徨
(
ぶらぶら
)
杯
(
コップ
)
脹
(
ぶく
)
興
(
はず
)
逐
(
おお
)
荒
(
さび
)
側
(
かわ
)
計画
(
もくろ
)
視
(
うかが
)
上流
(
うわなが
)
空手
(
ただ
)
背
(
せなか
)
死骸
(
から
)
非
(
くさ
)
盞
(
コップ
)
処
(
お
)
捏
(
つく
)
彷徨
(
ぶらつ
)
束
(
つく
)
黛
(
すみ
)
空
(
す
)
罷
(
よ
)
機
(
はずみ
)
幼
(
ちいさ
)
器量
(
はたらき
)
法師
(
ぼうず
)
鋸屑
(
かんなくず
)
弄
(
いじく
)
喫
(
ふか
)
遍
(
わた
)
浸
(
びた
)
夜深
(
よなか
)
何某
(
なんのなにがし
)
強
(
きつ
)
畔
(
はた
)
被
(
か
)
貧
(
むさぼ
)
襁褓
(
しめし
)
優
(
まし
)
煽動
(
けしか
)
細
(
ほっ
)
下
(
しも
)
梱
(
こおり
)
家宅
(
やしき
)
意
(
おも
)
稚
(
ちいさ
)
額
(
たか
)
頭
(
かぶり
)
亡
(
う
)
新婦
(
にいよめ
)
惰
(
だら
)
尖
(
とんが
)
脹
(
むく
)
休
(
よ
)
寝
(
よ
)
蒼白
(
あおざ
)
拭
(
か
)
商業
(
これ
)
路傍
(
みちわき
)
痛
(
い
)
赫々
(
かっか
)
傷
(
て
)
談
(
ばなし
)
咄
(
ばなし
)
羞
(
はじ
)
扮装
(
みなり
)
真
(
ほん
)
良人
(
うち
)
褫
(
たく
)
西洋
(
むこう
)
彼
(
あれ
)
日射
(
ひかげ
)
浸
(
つ
)
言
(
ことば
)
営
(
や
)
顧
(
かえ
)