“営”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
いとな69.4%
えい12.2%
いとなみ6.1%
4.1%
いとなま2.0%
しつら2.0%
2.0%
ツク2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“営”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓11.8%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
荊州の城中でも、毎年の例なので、孔明は、主君玄徳の留守ながら、祭をいとなみ、酒宴をもうけて、諸大将をなぐさめていた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
京の或る分限者ぶげんしゃが山科の寺で法会ほうえいとなんだときに、大勢の尊い僧たちが本堂にあつまって経をした。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
洛内繁華の地や、目ぼしいやかたとみられる所は、あらかたもう諸大将のえいに割当てずみであるらしい。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてまた、尊氏のえいは、さきの宝満寺を引きはらって、はやくも、逆瀬川の川尻のひがし、魚見堂へ、その本営を移したということでもある。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
木立こだちを見れば沙門等しやもんら野辺のべおくりいとなみに、
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
二本榎にほんえのきに朝夕の烟も細き一かまどあり、主人あるじは八百屋にして、かつぎうりをいとなみとす、そが妻との間に三五ばかりなる娘ひとりと、六歳むつになりたる小児とあり
鬼心非鬼心:(実聞) (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
この辺には欧州人の住んで居ります者もありますし、その中にも農業をって居る者が多いようです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
下谷でっていた待合もつぶれて、人手に渡ってから、することもなく暮していた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
方今、我が国に外国の交易始り、外国人の内、あるいは不正のはいありて、我が国を貧にし我が国民を愚にし、自己の利をいとなまんとする者多し。
中津留別の書 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
そして幾分不用になった空地あきちは庭に作られて、洒落しゃれ枝折門しおりもんなどがしつらわれ、石や庭木が多く植え込まれた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
柏木界隈かいわいの女は佐久さくの岡の上に生活くらしてて、荒い陽気を相手にするのですから、どうでも男を助けて一生はげしい労働はたらきなければなりません。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此人山谷間タニベに田をツクりければ、田人ともの飲食を牛に負わせて、谷の中に入りけるに、其国主の子天之日矛逢えり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)