“造営”のいろいろな読み方と例文
旧字:造營
読み方割合
ぞうえい60.0%
ざうえい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてすぐに兎上王うがみのみこをまたふたた出雲いずもへおくだしになって、大神のおやしろをりっぱにご造営ぞうえいになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そこは——摂州せっしゅう東成郡ひがしなりごおり石山いしやまおか、すなわち、大坂城おおさかじょう造営ぞうえいである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
我住塩沢よりしも越後の方へ二宿こえて(六日町五日町)浦佐うらさといふ宿あり。こゝに普光寺ふくわうじといふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の毘沙門堂びしやもんだうあり。つたへていふ、此堂大同二年の造営ざうえいなりとぞ。
我住塩沢よりしも越後の方へ二宿こえて(六日町五日町)浦佐うらさといふ宿あり。こゝに普光寺ふくわうじといふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の毘沙門堂びしやもんだうあり。つたへていふ、此堂大同二年の造営ざうえいなりとぞ。