“毘沙門堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びしゃもんどう83.3%
びしやもんだう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜなれば、信貴山毘沙門堂びしゃもんどうの陣所では、いぜん武士をつのり、軍の装備も解かず、戦気烈々であると一般にいわれているからだった。
毘沙門堂びしゃもんどうの法印明禅は、参議成頼卿の子息で、顕密の棟梁山門の英傑とうたわれた人であるが、道心うちに催し隠遁のおもいが深かった。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
我住塩沢よりしも越後の方へ二宿こえて(六日町五日町)浦佐うらさといふ宿あり。こゝに普光寺ふくわうじといふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の毘沙門堂びしやもんだうあり。つたへていふ、此堂大同二年の造営ざうえいなりとぞ。
我住塩沢よりしも越後の方へ二宿こえて(六日町五日町)浦佐うらさといふ宿あり。こゝに普光寺ふくわうじといふ(真言宗)あり、寺中に七間四面の毘沙門堂びしやもんだうあり。つたへていふ、此堂大同二年の造営ざうえいなりとぞ。