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址
ふりがな文庫
“址”の読み方と例文
読み方
割合
あと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あと
(逆引き)
葡萄圃の間を過ぎ、古の
混堂
(
ゆや
)
の
址
(
あと
)
を圍みたる白き石垣に沿ひて、ひたすら進みゆく程に羅馬の府の外に出でぬ。日はいと烈しかりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
白根
(
しらね
)
入りをした宇津木兵馬は例の奈良田の湯本まで来て、そこへ泊ってその翌日、奈良王の宮の
址
(
あと
)
と言われる辻で物凄い物を見ました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
七六 長者屋敷は昔時長者の住みたりし
址
(
あと
)
なりとて、そのあたりにも
糠森
(
ぬかもり
)
といふ山あり。長者の家の糠を捨てたるがなれるなりといふ。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
址(あと)の例文をもっと
(56作品)
見る
址
漢検1級
部首:⼟
7画
“址”を含む語句
城址
廃址
遺址
邸址
古城址
関址
館址
古址
宅址
法天山城址
御城址
法成寺址
焼址
窯址
都址
都府楼址
鋳銭座址
文庫址
故址
悲田院址
...
“址”のふりがなが多い著者
吉川英治
徳冨蘆花
亀井勝一郎
森鴎外
ライネル・マリア・リルケ
柳田国男
斎藤茂吉
南方熊楠
高浜虚子
中島敦