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廃址
ふりがな文庫
“廃址”のいろいろな読み方と例文
旧字:
廢址
読み方
割合
はいし
90.0%
ルイン
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいし
(逆引き)
小なる者は
長添
(
ながそえ
)
山と為す、松倉伊賀の
廃址
(
はいし
)
なり。山川の間人戸一千、士農あり、工商ありと。これ彼が
自
(
みず
)
から語れる故郷の光景なり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
溝渠
(
こうきょ
)
の
廃址
(
はいし
)
の赤黒い
迫持
(
せりもち
)
の下には
白巴旦杏
(
しろはたんきょう
)
が咲いていた。よみがえったローマ平野の中には、草の波と揚々たる
罌粟
(
けし
)
の炎とがうねっていた。
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
廃址(はいし)の例文をもっと
(9作品)
見る
ルイン
(逆引き)
自然はその独創の
廃址
(
ルイン
)
を作りながら、かつこれを保護しているであろう、今という今「古い家」を塗り潰した「新しい家」の屋上に立って、麻痺した私の神経は、急に幾倍の鋭さを加え
雪中富士登山記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
廃址(ルイン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“廃址”の意味
《名詞》
城塞や建造物が廃れた址。廃墟。
(出典:Wiktionary)
廃
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
址
漢検1級
部首:⼟
7画
“廃”で始まる語句
廃
廃墟
廃頽
廃屋
廃嫡
廃物
廃止
廃頽的
廃頽期
廃娼
“廃址”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ロマン・ロラン
内村鑑三
小島烏水
南方熊楠
有島武郎
永井荷風