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『雪中富士登山記』
ふりがな文庫
『
雪中富士登山記
(
せっちゅうふじとざんき
)
』
今朝は寒いと思うとき、わが家の背後なる山王台に立って、遥かに西の方を見渡すと、昨夜の風が砥ぎ澄まして行った、碧く冴えた虚空の下には、丹沢山脈の大山一帯が、平屋根の家並のように、びったり凍かんで一と塊に圧しつけられている。その背後から陶器の盃 …
著者
小島烏水
ジャンル
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
緩
(
なだ
)
寂
(
ひ
)
凝
(
こお
)
拗
(
く
)
凍
(
かじ
)
縛
(
いましめ
)
頓
(
にわか
)
刳
(
え
)
達
(
とど
)
牆
(
しょう
)
眩
(
まば
)
潮
(
さ
)
畝
(
う
)
蝕
(
むしく
)
来
(
こ
)
葡萄
(
えび
)
去
(
さる
)
嫌
(
きらい
)
執念
(
しつこ
)
注
(
さ
)
萎
(
しな
)
燦
(
きら
)
疾
(
はや
)
点
(
とも
)
燻
(
いぶ
)
熔岩
(
ラヴア
)
慄
(
ぞっ
)
怯
(
ひる
)
廃址
(
ルイン
)
屯
(
たむ
)
尖
(
さき
)
匝
(
め
)
劃然
(
かっきり
)
凡
(
すべ
)
僅
(
わずか
)
顫
(
おのの
)
繞
(
めぐ
)
米突
(
メートル
)
翳
(
かざ
)
烟
(
けむり
)
竈
(
かまど
)
舐
(
な
)
芒
(
すすき
)
荒
(
すさ
)
虎杖
(
いたどり
)
蜿蜒
(
えんえん
)
褪
(
あ
)
赭
(
あか
)
辷
(
すべ
)
迂路
(
うろ
)
這
(
は
)
髯
(
ひげ
)
横
(
よこた
)
俯向
(
うつむ
)
倚
(
よ
)
凛烈
(
りんれつ
)
勾玉
(
まがたま
)
北溟
(
ほくめい
)
小阜
(
しょうふ
)
巓
(
いただき
)
息蒸
(
いきれ
)
愛鷹
(
あしたか
)
本栖
(
もとす
)
栞
(
しおり
)
禿
(
は
)
氷柱
(
つらら
)
注
(
つ
)
滲
(
にじ
)
仮令
(
たとい
)
焚火
(
たきび
)
瑠璃
(
るり
)
白峰
(
しらね
)
瞰下
(
みおろ
)
砥
(
と
)
禽
(
とり
)