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巓
ふりがな文庫
“巓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いただき
69.5%
いたゞき
22.0%
みね
4.9%
いただ
1.2%
たけ
1.2%
ミネ
1.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いただき
(逆引き)
この縄へ蜂蜜を稀薄に
抹擦
(
まつさつ
)
いたして、米麦の花まさに開かんとする際に
臨
(
のぞ
)
み、その穂の
巓
(
いただき
)
を四、五回
摩盪
(
まとう
)
するまでのことであります。
禾花媒助法之説
(新字新仮名)
/
津田仙
(著)
巓(いただき)の例文をもっと
(50作品+)
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いたゞき
(逆引き)
谷の周囲は一
哩
(
マイル
)
の四分の一位である。四方には景色の好い丘陵がある。市に住んでゐる人に、誰一人敢て丘陵の
巓
(
いたゞき
)
に登つたものが無い。
十三時
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
巓(いたゞき)の例文をもっと
(18作品)
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みね
(逆引き)
コン吉とタヌが次の朝起きて見ると、
扉
(
ドア
)
の前にドロ山の険しい
巓
(
みね
)
に生えている輝やくばかりの見事な
瑠璃草
(
るりそう
)
が十六束置かれてあった。
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
巓(みね)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
いただ
(逆引き)
一行がこの絶頂に於て非常に驚いたのは古来いまだかつて人間の入りし事のないちょうこの山の
巓
(
いただ
)
きに多年風雨に
曝
(
さら
)
され何ともいえぬ古色を
帯
(
お
)
びた
錫杖
(
しゃくじょう
)
の頭と長さ八寸一分、幅六分
越中劍岳先登記
(新字新仮名)
/
柴崎芳太郎
(著)
巓(いただ)の例文をもっと
(1作品)
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たけ
(逆引き)
ここを以ちて
番
(
ほ
)
の
仁岐
(
ににぎ
)
の命、初めて
高千
(
たかち
)
の
巓
(
たけ
)
に
降
(
あも
)
り
八
、
神倭
(
かむやまと
)
の
天皇
(
すめらみこと
)
九
、秋津島に經歴したまひき。化熊川より出でて、天の劒を高倉に獲、生尾
徑
(
こみち
)
を
遮
(
さへ
)
きりて、大き烏吉野に導きき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
巓(たけ)の例文をもっと
(1作品)
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ミネ
(逆引き)
足柄は 遠嶺の奥になほ晴れて、夕霧 すでに
巓
(
ミネ
)
に くだりぬ
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
巓(ミネ)の例文をもっと
(1作品)
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巓
漢検1級
部首:⼭
22画
“巓”を含む語句
絶巓
山巓
頂巓
脳巓
不烈巓
丘巓
富士山巓
巓辺
巓邊
鶴巓
“巓”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
木暮理太郎
小島烏水
エドガー・アラン・ポー
徳冨蘆花
泉鏡花
ワシントン・アーヴィング
島崎藤村
南方熊楠
石川啄木