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錫杖
ふりがな文庫
“錫杖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゃくじょう
83.7%
しやくぢやう
14.3%
さくじょう
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃくじょう
(逆引き)
見ると、むっくり起き上がった酒臭い大坊主が、いま楊志の足が、ふと
躓
(
つまず
)
いたらしい
錫杖
(
しゃくじょう
)
を拾い上げて大地にそれを突っ立てていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錫杖(しゃくじょう)の例文をもっと
(41作品)
見る
しやくぢやう
(逆引き)
立木觀音で艇を出でゝ、立木をきざんだ本尊の古拙ではあるが面白い像を見、勝道上人の所持であつたといふ
傳
(
でん
)
の
刀子
(
たうす
)
だの
錫杖
(
しやくぢやう
)
だのを見た。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
錫杖(しやくぢやう)の例文をもっと
(7作品)
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さくじょう
(逆引き)
たとえば右の第七の「たふときもの、九条
錫杖
(
さくじょう
)
、念仏の
回向
(
えこう
)
」という一行は本来「たのもしきもの」と並んでいたのを転写の際すでに
積善寺供養
(
さくぜんじくよう
)
の長い描写を写し初めた後に気づき
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
錫杖(さくじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“錫杖”の意味
《名詞》
僧侶や修験者が持つ杖。頭部を錫製でつくり複数の環をかける。
錫杖をたたえる声明。
(出典:Wiktionary)
“錫杖”の解説
錫杖(しゃくじょう)は、遊行僧が携帯する道具(比丘十八物)の一つである杖。梵語ではカッカラ()といい、有声杖、鳴杖、智杖、徳杖、金錫ともいう。
(出典:Wikipedia)
錫
漢検準1級
部首:⾦
16画
杖
漢検準1級
部首:⽊
7画
“錫”で始まる語句
錫
錫蘭
錫箔
錫崙
錫張
錫紙
錫蘭博物志
錫鍍
錫懸
錫秋
検索の候補
杖錫
“錫杖”のふりがなが多い著者
高山樗牛
中里介山
木暮理太郎
小島烏水
作者不詳
泉鏡太郎
南方熊楠
幸田露伴
和辻哲郎
吉川英治