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躓
ふりがな文庫
“躓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つまず
72.2%
つまづ
22.0%
つま
4.8%
けつまず
0.3%
けつまづ
0.3%
こ
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまず
(逆引き)
励んだり、気負いたっているとき、出はなに
躓
(
つまず
)
くと、ずるずると、それはもう惨めとも話にならぬだらしなさで泥沼へ落ちてしまう。
青鬼の褌を洗う女
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
躓(つまず)の例文をもっと
(50作品+)
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つまづ
(逆引き)
人間はすべて
躓
(
つまづ
)
き、すべてが絶望の苦悩を持つてゐるものであると、伊庭は云ふのである。どの人間も、絶望は長く、喜びは短い。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
躓(つまづ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つま
(逆引き)
そのうちにあまり用心しすぎたせいだろう、畳の破れめにでも
躓
(
つま
)
ずいたらしく、どさどさとよろけざま、なにかを踏みぬく激しい音が聞えた。
泥棒と若殿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
躓(つま)の例文をもっと
(14作品)
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▼ すべて表示
けつまず
(逆引き)
「だって、
住吉
(
すみよし
)
、天王寺も見ない
前
(
さき
)
から、大阪へ着いて早々、あの
婦
(
おんな
)
は? でもあるまいと思う。それじゃ慌て過ぎて、振袖に
躓
(
けつまず
)
いて転ぶようだから、
痩我慢
(
やせがまん
)
で
黙然
(
だんまり
)
でいたんだ。」
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
躓(けつまず)の例文をもっと
(1作品)
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けつまづ
(逆引き)
ひよつくら其様なことを考へたのだ。彼は平坦の路を歩いてゐて、不意に小石に
躓
(
けつまづ
)
いたやうに
吃驚
(
びつくり
)
した。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
躓(けつまづ)の例文をもっと
(1作品)
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こ
(逆引き)
躓
(
こ
)
けつ
転
(
まろ
)
びつ、裾踏み乱して
嗚咽
(
おえつ
)
しながら、門まで大次郎のあとを追って出て千浪の耳に聞えたのは、そこの練塀小路の町かどをまがって消えて行く、かれの詩吟の声のみだった。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
躓(こ)の例文をもっと
(1作品)
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躓
漢検1級
部首:⾜
22画
“躓”を含む語句
蹴躓
蹉躓
御躓
磋躓
蹶躓
躓石
躓跌
“躓”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
吉川英治
泉鏡花
中里介山
国枝史郎
柳宗悦
室生犀星
泉鏡太郎
石川啄木
山本周五郎