トップ
>
つまず
ふりがな文庫
“つまず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
躓
90.1%
蹉
4.7%
蹶
2.1%
跌
0.9%
跪
0.9%
爪付
0.4%
爪摺
0.4%
礙
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躓
(逆引き)
勿論、
兇器
(
きょうき
)
は離さない。
上
(
うわ
)
の
空
(
そら
)
の足が
躍
(
おど
)
つて、ともすれば局の袴に
躓
(
つまず
)
かうとする
状
(
さま
)
は、
燃立
(
もえた
)
つ
躑躅
(
つつじ
)
の花の
裡
(
うち
)
に、
鼬
(
いたち
)
が狂ふやうである。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまず(躓)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蹉
(逆引き)
自分は
蹉
(
つまず
)
きもし、失望もし、迷いもした。しかし大体に
於
(
お
)
いて彼女を救おうとした自分の方針を過まらなかったつもりだと書いた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つまず(蹉)の例文をもっと
(11作品)
見る
蹶
(逆引き)
其
状貌
(
じょうぼう
)
の
醜怪
(
しゅうかい
)
なるに九助大いに怖れを為し、是や
兼
(
かね
)
て赤倉に住むと聞きしオホヒトならんと思ひ急ぎ遁げんとせしが、過ちて石に
蹶
(
つまず
)
き転び落ちて、
却
(
かえ
)
りて大人の傍に倒れたり。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
つまず(蹶)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
跌
(逆引き)
私もまたその狂いの中に生れて育って来た
憐
(
あわ
)
れな一人の男性に過ぎない。私は
跌
(
つまず
)
きどおしに跌いている。然し私の本能のかすかな声は私をそこから立ち上らせるに十分だ。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
つまず(跌)の例文をもっと
(2作品)
見る
跪
(逆引き)
彼は
跪
(
つまず
)
きながら、慌ててその傍へ寄って行った。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
つまず(跪)の例文をもっと
(2作品)
見る
爪付
(逆引き)
旅宿
(
やどや
)
へ踏み込まれて、伯父は二階の
廂
(
ひさし
)
から飛び下りる途端、庭石に
爪付
(
つまず
)
いて倒れる所を上から、容赦なく
遣
(
や
)
られた為に、顔が
膾
(
なます
)
の様になったそうである。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
つまず(爪付)の例文をもっと
(1作品)
見る
爪摺
(逆引き)
台石から取って
覆
(
か
)
えした、持扱いの荒くれた
爪摺
(
つまず
)
れであろう、青々と苔の蒸したのが、ところどころ
毮
(
むし
)
られて、日の
隈
(
くま
)
幽
(
かすか
)
に、石肌の浮いた影を膨らませ、影をまた凹ませて、残酷に
搦
(
から
)
めた
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまず(爪摺)の例文をもっと
(1作品)
見る
礙
(逆引き)
幸徳らは政治上に謀叛して死んだ。死んでもはや復活した。墓は空虚だ。いつまでも墓に
縋
(
すが
)
りついてはならぬ。「もし
爾
(
なんじ
)
の右眼爾を
礙
(
つまず
)
かさば
抽出
(
ぬきだ
)
してこれをすてよ」
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
つまず(礙)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
つまづ
つま
がい
ささ
さは
さへ
さまた
さまたげ
とどこお
うずく