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兇器
ふりがな文庫
“兇器”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうき
84.6%
きようき
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうき
(逆引き)
勿論、
兇器
(
きょうき
)
は離さない。
上
(
うわ
)
の
空
(
そら
)
の足が
躍
(
おど
)
つて、ともすれば局の袴に
躓
(
つまず
)
かうとする
状
(
さま
)
は、
燃立
(
もえた
)
つ
躑躅
(
つつじ
)
の花の
裡
(
うち
)
に、
鼬
(
いたち
)
が狂ふやうである。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
人間を傷つけるに
兇器
(
きょうき
)
にこと
欠
(
か
)
いたのかはしらぬが、歯をもって
咬
(
か
)
み殺すとは何ごとであるか。まるで
獣
(
けもの
)
のような殺し方である。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
兇器(きょうき)の例文をもっと
(22作品)
見る
きようき
(逆引き)
ガラツ八は其邊を搜しましたが、
兇器
(
きようき
)
になるやうな石も棒も見當らず、反つて染吉の持物だつたらしい、
贅澤
(
ぜいたく
)
な
羅紗
(
らしや
)
の紙入が見付かりました。
銭形平次捕物控:141 二枚の小判
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何
(
なに
)
しろ
腕力
(
わんりよく
)
があるから
敵
(
かな
)
ひませんね。それに
兇器
(
きようき
)
ももつてゐるやうです。
洋行
(
やうかう
)
するときの
護身用
(
ごしんよう
)
にと
買
(
か
)
つたものです。一
緒
(
しよ
)
にあるいてゐると、
途中
(
とちう
)
時々
(
とき/″\
)
ぬかれるんでね。あの
目
(
め
)
も
無気味
(
ぶきみ
)
です。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
兇器(きようき)の例文をもっと
(4作品)
見る
“兇器”の意味
《名詞》
兇 器 (きょうき 「凶器」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
刀剣などの人を殺傷するために用いられる道具。
(出典:Wiktionary)
“兇器(
凶器
)”の解説
凶器(きょうき、兇器、英語: Aweapon)とは、ヒトの生命・身体に危害を与え、殺害や傷害のために用いられる道具の総称。主に刃物や銃など。
(出典:Wikipedia)
兇
漢検準1級
部首:⼉
6画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“兇”で始まる語句
兇暴
兇状持
兇悪
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