“きようき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
兇器66.7%
凶器16.7%
狂氣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ腕力わんりよくがあるからかなひませんね。それに兇器きようきももつてゐるやうです。洋行やうかうするときの護身用ごしんようにとつたものです。一しよにあるいてゐると、途中とちう時々とき/″\ぬかれるんでね。あの無気味ぶきみです。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
下手人はどうして凶器きようきを持出したか、どうして傳六に近づいたか、それが一番興味のある疑問です。
本船ほんせん舵手だしゆ狂氣きようきごとくなつて、鍼路しんろみぎひだり廻轉くわいてんしたがなん甲斐かひい。