“舵手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だしゅ52.6%
かこ10.5%
かじとり10.5%
コクスン5.3%
だしゆ5.3%
かぢとり5.3%
かんどり5.3%
コーターマスター5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前方の一段高い上甲板には、定めし舵手徹宵の見張りを続けているのでしょうが、今人見廣介の立っている所からはそれも見えません。
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
雲霧か何かが風のぐあいで吹き飛ばされて来たものだろうと、舵手の一人がそれを見て思った。そのうちにその雲霧のようなものの影は、ふわふわと舵柄の傍へ降りて来た。
幽霊の自筆 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
入って行く間中、のっぽのジョンは舵手のそばに立って船の操舵を指揮していた。彼はその水路を自分の掌のように知っていた。
私を悩ませたのは、檣頭横桁からあの静かな緑色をした水の中の舵手の死体のそばへ落ちはしまいかという、心に抱いている恐怖であった。
本船舵手狂氣くなつて、鍼路廻轉したが甲斐い。
嘆息めてると、奇怪なるは、端艇じたる一群、それは一等船客でもなく、二等船客でもなく、最後まで踏止水夫火夫舵手機關手
い、みぐるしい案内者よ! やい、命知らずの舵手よ、しいれた小船を、巖礁角乘上げてくれ!……さ、戀人に!(と飮む)。
三十分後に第三金時丸の舵手は、左に燈台を見た。
労働者の居ない船 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)