“命知”の読み方と例文
読み方割合
いのちし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へつ、此(こ)の弱蟲(よわむし)! そんなら貴樣(きさま)らには、何(なに)ができる。此(こ)の命知(いのちし)らず奴(め)!」そして肩(かた)をそびやかして睨視(にら)めつけました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
焼けだされた狼は、わずか三、四十人の隊伍(たいご)であったが、なにせよ、武器をもっている命知(いのちし)らずだからたまらない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
苦(にが)い、飮(の)みぐるしい案内者(あんないじゃ)よ! やい、命知(いのちし)らずの舵手(かんどり)よ、苦(くる)しい海(うみ)に病(や)み疲(つか)れた此(この)小船(こぶね)を、速(はや)う巖礁角(いはかど)へ乘上(のりあ)げてくれ!……さ、戀人(こひゞと)に!(と飮む)。