“弱蟲”の読み方と例文
新字:弱虫
読み方割合
よわむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へつ、弱蟲よわむし! そんなら貴樣きさまらには、なにができる。命知いのちしらず!」そしてかたをそびやかして睨視にらめつけました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
そこで、とかく弱蟲よわむし女子をなごばかりが玩弄かまはれまするとけつかる。いや、おれは、野郎やらうをばはふし、女郎めらうをば制裁かまはう。
母さまのお許しと後見こうけんなしには其處までさへも來られない、憐れな弱蟲よわむしさん! 自分の綺麗な顏だの、白い手だの、小さな足だのゝ手入ていれに魂を奪はれてゐる人たち