“睨視”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げいし50.0%
にら25.0%
にらみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は楽境を睥目へいもくし、或は苦界を睨視げいししたるものにして、是等大思想家の知り得たるところまでは確実なれども、なほ知り得べからざる不可覚界のひろさは、幾百万里程りていなるべきか。
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「へつ、弱蟲よわむし! そんなら貴樣きさまらには、なにができる。命知いのちしらず!」そしてかたをそびやかして睨視にらめつけました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
何とも云えぬ物凄い睨視にらみ! 何とも云えぬ殺伐な睨視!
赤格子九郎右衛門の娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)