“睨合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にらみあ50.0%
にらみあい30.0%
にらみあひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
互いに竜虎の争いと云おうか、呼吸いきの止るようにうーんと睨合にらみあいました時は側に居るお梅はわな/\ふるえて少しも口を利くことも出来ません。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
親分と唖の巳代吉の間はいよ/\睨合にらみあいの姿となった。或日巳代吉は手頃てごろぼうを押取って親分に打ってかゝった。親分も麺棒めんぼうをもって渡り合った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
今日は日曜だから、お前と一しよ何處どこへか出掛けやうと思ツてゐたんだが、これぢや仍且やつぱりうち睨合にらみあひをしてゐるしかないな。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)