“にらみあひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
睨合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日は日曜だから、お前と一しよ何處どこへか出掛けやうと思ツてゐたんだが、これぢや仍且やつぱりうち睨合にらみあひをしてゐるしかないな。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
君は寡言くわげんの人で、私も当時余り饒舌しやべらなかつたので、此会見はほとん睨合にらみあひを以て終つたらしい。しかしそれから後三十年の今に至るまで、津下君は私に通信することを怠らない。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)