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手頃
ふりがな文庫
“手頃”の読み方と例文
読み方
割合
てごろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てごろ
(逆引き)
「この小屋が
手頃
(
てごろ
)
。こん夜からわしもここに泊るから、おまえ達も気のどくだが、二、三人ずつ
交
(
かわ
)
る
交
(
がわ
)
る看護にここへ泊ってくれい」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『
此
(
この
)
畜類
(
ちくるゐ
)
、まだ
往生
(
わうじやう
)
しないか。』と、
手頃
(
てごろ
)
の
鎗
(
やり
)
を
捻
(
ひね
)
つて
其
(
その
)
心臟
(
しんぞう
)
を
貫
(
つらぬ
)
くと、
流石
(
さすが
)
の
猛獸
(
まうじう
)
も
堪
(
たま
)
らない、
雷
(
いかづち
)
の
如
(
ごと
)
く
唸
(
うな
)
つて、
背部
(
うしろ
)
へドツと
倒
(
たを
)
れた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
親分と唖の巳代吉の間はいよ/\
睨合
(
にらみあい
)
の姿となった。或日巳代吉は
手頃
(
てごろ
)
の
棒
(
ぼう
)
を押取って親分に打ってかゝった。親分も
麺棒
(
めんぼう
)
をもって渡り合った。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
手頃(てごろ)の例文をもっと
(18作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手頃”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
野村あらえびす
浅野和三郎
小出楢重
山東京山
押川春浪
徳冨蘆花
作者不詳
夏目漱石
佐々木邦