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背部
ふりがな文庫
“背部”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うしろ
50.0%
せなか
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろ
(逆引き)
『
此
(
この
)
畜類
(
ちくるゐ
)
、まだ
往生
(
わうじやう
)
しないか。』と、
手頃
(
てごろ
)
の
鎗
(
やり
)
を
捻
(
ひね
)
つて
其
(
その
)
心臟
(
しんぞう
)
を
貫
(
つらぬ
)
くと、
流石
(
さすが
)
の
猛獸
(
まうじう
)
も
堪
(
たま
)
らない、
雷
(
いかづち
)
の
如
(
ごと
)
く
唸
(
うな
)
つて、
背部
(
うしろ
)
へドツと
倒
(
たを
)
れた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
服装
(
ふくそう
)
は
筒袖式
(
つつそでしき
)
の
桃色
(
ももいろ
)
の
衣服
(
きもの
)
、
頭髪
(
かみ
)
を
左右
(
さゆう
)
に
分
(
わ
)
けて、
背部
(
うしろ
)
の
方
(
ほう
)
でくるくるとまるめて
居
(
い
)
るところは、
何
(
ど
)
う
見
(
み
)
ても
御国風
(
みくにふう
)
よりは
唐風
(
からふう
)
に
近
(
ちか
)
いもので
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
背部(うしろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
せなか
(逆引き)
夜見た処は女の
横顔
(
プロフイル
)
の様に月光と
電気灯
(
でんき
)
とで美くしく、昼間一瞥し去つた所は汚ない
芥蘚病
(
ひぜんやみ
)
の乞食の
背部
(
せなか
)
を見るやうで醜かつたにせよ
新橋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
壁の
隙間
(
すきま
)
や床下から寒い夜風が吹きこむので二人は手足も縮められるだけ縮めているが、それでも磯の
背部
(
せなか
)
は半分外に
露出
(
はみだし
)
ていた。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
背部(せなか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“背部”の意味
《名詞》
背部(はいぶ)
背の部分。背中。後ろ。
(出典:Wiktionary)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“背”で始まる語句
背後
背
背負
背中
背丈
背戸
背嚢
背向
背景
背馳
“背部”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
押川春浪
国木田独歩
北原白秋