“背中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せなか96.2%
せな1.5%
なか1.5%
はいちゅう0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで一寸法師いっすんぼうしは、ぞう背中せなかへくるりとしゃっちょこ立ちをしました。かと思うとまたまたくるりと起き上がり、行列を見かえって
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
まち人恋ふるねづみなき格子の咒文じゆもん、別れの背中せなに手加減の秘密おくまで、唯おもしろく聞なされて、くるわことばを町にいふまで去りとははづかしからず思へるもあはれなり、年はやうやう数への十四
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
わたしはかれがつえの先で追い立てた場所から、そのまま動きなかった。食卓しょくたく背中なかを向けたまま、わたしはかれの顔を見た。
大王猿猴の勧めに依って弓を引いて敵に向いたもうに、弓勢ゆんぜい人にすぐれてひじ背中はいちゅうに廻る。敵、大王の弓勢を見てを放たざる先にのがれぬ。