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耻
ふりがな文庫
“耻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
は
20.4%
はじ
20.4%
はぢ
20.4%
はず
16.5%
はづ
11.7%
はずか
8.7%
はづか
1.0%
やさ
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
こう云う代助は無論
臆病
(
おくびょう
)
である。又臆病で
耻
(
は
)
ずかしいという気は
心
(
しん
)
から起らない。ある場合には臆病を
以
(
もっ
)
て自任したくなる位である。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
耻(は)の例文をもっと
(21作品)
見る
はじ
(逆引き)
そこで君がしっかり摂生をして、直ってしまったところで、何も向うの
耻
(
はじ
)
にはならない。ただ君に警戒を加えたと
云
(
い
)
えば済むのだ。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
耻(はじ)の例文をもっと
(21作品)
見る
はぢ
(逆引き)
阿父さんはこの家業を不正でないとお言ひなさるが、実に世間でも地獄の獄卒のやうに憎み
賤
(
いやし
)
んで、附合ふのも
耻
(
はぢ
)
にしてゐるのですよ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
耻(はぢ)の例文をもっと
(21作品)
見る
▼ すべて表示
はず
(逆引き)
まるで寺小屋の芝居に出て来る
涎
(
よだれ
)
くりのような、うすぎたない、見すぼらしい、人前に出るさえ
耻
(
はず
)
かしい姿になってしまって居る。
母を恋うる記
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
耻(はず)の例文をもっと
(17作品)
見る
はづ
(逆引き)
さしもに
中
(
なか
)
よし
成
(
なり
)
けれど
正太
(
しようた
)
とさへに
親
(
した
)
しまず、いつも
耻
(
はづ
)
かし
氣
(
げ
)
に
顏
(
かほ
)
のみ
赤
(
あか
)
めて
筆
(
ふで
)
やの
店
(
みせ
)
に
手踊
(
てをどり
)
の
活溌
(
かつぱつ
)
さは
再
(
ふたゝ
)
び
見
(
み
)
るに
難
(
かた
)
く
成
(
なり
)
ける
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
耻(はづ)の例文をもっと
(12作品)
見る
はずか
(逆引き)
少し
耻
(
はずか
)
しいと思って、起すのをやめて、かいまきの
袖
(
そで
)
をまくり上げたり、枕の近所を探して見たりしたけれども、やっぱりありません。
僕の帽子のお話
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
耻(はずか)の例文をもっと
(9作品)
見る
はづか
(逆引き)
(三
人
(
にん
)
でしたがその
一人
(
ひとり
)
は
此
(
こ
)
の
現實
(
げんじつ
)
の
世界
(
せかい
)
にでて
僅
(
わづか
)
に三
日
(
か
)
、
日光
(
ひのひかり
)
にも
觸
(
ふ
)
れないですぐまた
永遠
(
えいゑん
)
の
郷土
(
きやうど
)
にかへつて
行
(
ゆ
)
きました)
勿論
(
もちろん
)
、
天眞
(
てんしん
)
な
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
に
對
(
たい
)
しては
耻
(
はづか
)
しいことばかりの
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
耻(はづか)の例文をもっと
(1作品)
見る
やさ
(逆引き)
耻
(
やさ
)
しや尼となりにけり
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
耻(やさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
耻
部首:⽿
10画
“耻”を含む語句
羞耻
耻辱
耻入
羞耻心
可耻
破廉耻
廉耻
無耻
生耻
破廉耻漢
氣耻
気耻
老耻
死耻
耻掻
耻晒
耻曝
愧耻
“耻”のふりがなが多い著者
大倉燁子
樋口一葉
谷崎潤一郎
二葉亭四迷
水野仙子
江見水蔭
佐々木味津三
幸田露伴
上田敏
永井荷風