“はじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハジ
語句割合
26.4%
11.1%
9.8%
7.3%
7.3%
6.6%
4.3%
3.9%
3.8%
2.7%
2.4%
1.9%
恥辱1.9%
羞恥1.6%
1.3%
土師1.1%
把持1.1%
0.9%
0.8%
0.7%
黄櫨0.6%
0.4%
0.4%
0.2%
一隅0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
屈辱0.1%
恥羞0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
罅裂0.1%
羞汚0.1%
覇示0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁右衛門は一片の銀貨を腹がけのに入れて見たり、出して見たり、親指で空にき上げたりしながら市街地の方に出懸けて行った。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
太吉は全く火の燃え付いたのを見て、又の竹を取り上げて小刀でを明けめた。白いな粉がばらばらと破れた膝の上に落ちる。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しまして、いきなりんでからの物語めたのでは、やらあまり唐突……現世来世との連絡しもらないので
先に述べた友人は少年ながらもこの事を知りしゆえらるるままにんで去った。今にしてこれをみれば気の毒だと思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
「乱調は虚子これをめ云々」などと言って居る。今から考えると可笑しいようである。漱石氏はその乱調を批難しているのである。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
彼女はの入った厚い帯のを手に取って、夫の眼に映るように、電灯の光にした。津田にはその意味がちょっとみ込めなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「ふふふふ。みっともねえ。こんなことであろうとって、をつけてたんだが、おさん、こいつァ太夫さんのンなるぜ」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
此方から算盤いて、この土地人間根性へてやると泥棒乞食へて、それをつにつたやうなものだなう。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
正直を言えば、嬉しく、心楽しい思いであった。この老人をなつかしみ、帰りを喜ぶらいと思ってもいいのだろうか。
(新字新仮名) / 富田常雄(著)
私の生活がああいう態度によって導かれる瞬間がにあったならば私はめて真の創造を成就することが出来るであろうものを。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
この狂気じみた事の有ッた当坐は、昇が来ると、お勢はするでもなくらうでもなく只何となく落着が悪いようで有ッた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
丘のすそをめぐるの穂は白銀のごとくひかり、その間から武蔵野にはあまり多くないの野生がその真紅の葉を点出している。
小春 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
勿論、一流のお客さんたちは、評判になったの顔も知らないとあっては恥辱とばかりに、なんでもかんでも呼んで来いということになる。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
無垢な心で直樹や娘達の遊んでいる方を、楽しそうに眺めた。彼は、自分の羞恥悲哀とを忘れようとしていた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
姫は直に不死不滅といふ題を命ぜり。材には豐なる題なりき。しばしうち案じて、絃をくこと二たび三たび、やがて歌は我肺腑より流れ出でたり。
古陶器を扱う道具屋も土師物をひさぐの店も、どの辺にあるかだいたい見当がついている。永藤朝春が写した真壺の図を持っている。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
人生の全局面をう大輪廓を描いて、未来をその中に追い込もうとするよりも、茫漠たる輪廓中の一小片を堅固に把持して
イズムの功過 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
年は六十になってなおなく、二十の女給をえて世をらず往々青年の如く相戯れて更にる心さえない。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
介の藤原尚範も印鑰を奪はれて終つた。十九日国庁に入り、四門の陣を固めて、将門をめ興世王、藤原玄茂等堂〻と居流れた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
巨大な影の交錯する縞の中で、人々の口がけていた。棉の塊りは動乱する頭の上を躍り廻った。長測器にあたって、ガラスを吐いた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
「そうだった!」と山番の一人、バラバラと彼方黄櫨の木の下へ駈けだした。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今の主人の祖父いさんの代で、其人からさつき云つた、あのセンツアマニと云ふ名がまつたのだ。手ん坊と云ふのだな。山の葡萄畠が半分はカリアリス家の持物になつてゐた。
センツアマニ (新字旧仮名) / マクシム・ゴーリキー(著)
大日本帝国まってこのかたほとんど三千年を経ましたけれども今始めてかと思いますと何となく有難き感に打たれて、われ知らず涙がれました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
眼の隅から、ばされたように、六波羅は、手もちぶさたに、人混みの中へ、引っ込んでしまう。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一隅には、座蒲団を何枚も折りかさねた側に香立てをえた座禅場があります。壁間には、鳥羽僧正漫画を仕立てた長い和装の額が五枚かけ連ねてあります。
楊岐乍住屋壁疎 楊岐めて住するや屋壁らにして
僧堂教育論 (新字新仮名) / 鈴木大拙(著)
わたくしは律詩の頷聯に「曾入甲山求大薬。元遊水府浴霊泉。」〔曾テ甲山ニ入リテ大薬ヲ求メ/メハ水府ニ遊ビテ霊泉ニ浴ス〕と言っているのと
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
彼はの上に振上げられた白刃をまざまざと眼に見るような気がした。同じように感ずればこそ、理兵次もを含んで遁亡したものに相違ない。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
ひょっとしたら、屈辱の感情のために、真っ赤になってしまうかも知れない。
キャラコさん:10 馬と老人 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
恐怖と、恥羞に震う身は、人膚かさ、唇の燃ゆるさえ、清く涼しい月の前の母君の有様に、しさが劣らずなって、振切りもせず、また猶予う。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
自ららぬ罪は謹んで負う。(大正十四年三月三十一日夜)
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
事実は決してそうでない。自分ばかりを愛していると思っていた君江の如きは、事もあろうに淫卑な安芸者と醜悪な老爺と、三人嬉戯してる処を知らない。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
揚げた花火が頭の上でけた時、自分の身體で、大事な花火玉に火の移るのを防いだといふ話もあるくらゐだ。
この世に生きていないつもりなら、羞汚も顔向けもありはしない。大それたことだけれども、金はろう。盗ってそうして死のう死のう!
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
信長の覇示にたいしては、あれほど長年に、また執拗に、対抗を続けて来た毛利も、いまは質子を送って、盟下に属し、九州の大友義統も、こんどは祝書を寄せて、じて来たし
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)