“炸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
66.7%
はじ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああら不思議、怪塔ロケットは、傘のようにかたまっていたたくさんの爆弾のけとぶ中をすりぬけて、天空へまいあがったのです。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
いよいよおどろいて、全軍われがちに、谷の奥へなだれ打ってゆくと、轟然ごうぜん大地がけた。烈火と爆煙にはねとばされた蛮兵の手脚は、土砂と共に宙天の塵となっていた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
揚げた花火が頭の上ではじけた時、自分の身體で、大事な花火玉に火の移るのを防いだといふ話もあるくらゐだ。