トップ
>
炸裂
ふりがな文庫
“炸裂”の読み方と例文
読み方
割合
さくれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくれつ
(逆引き)
幕舎の附近で、一弾の砲火が、
轟然
(
ごうぜん
)
と
炸裂
(
さくれつ
)
した。バッと黒い土砂を持った爆風があたりをつつみ、二弾三弾とまたもつづいて落ちてくる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼等は、こちらの陣地を認めて、小銃を乱射し、
手榴弾
(
しゅりゅうだん
)
を投げつけた。小銃はとどいたが、手榴弾は、ずっと遠方で
炸裂
(
さくれつ
)
した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ただ砲弾だけが正確に
炸裂
(
さくれつ
)
し人員を
殺傷
(
さっしょう
)
した。部隊は
忽
(
たちま
)
ちにして大混乱を起した。花田軍医中尉はその中にいた。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
炸裂(さくれつ)の例文をもっと
(44作品)
見る
炸
漢検1級
部首:⽕
9画
裂
常用漢字
中学
部首:⾐
12画
“炸裂”の類義語
破裂
“炸裂”で始まる語句
炸裂音
検索の候補
炸裂音
“炸裂”のふりがなが多い著者
高見順
小栗虫太郎
橘外男
梅崎春生
吉川英治
海野十三
牧逸馬
山川方夫
林不忘
黒島伝治