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轟然
ふりがな文庫
“轟然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごうぜん
94.2%
ぐわうぜん
3.5%
がうぜん
1.2%
どうん
1.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうぜん
(逆引き)
轟然
(
ごうぜん
)
として一発の鉄砲の音が聞えると共に、森の中から、人が蟻の子のようにこぼれ出したのを、二人とも殆んど同時に認めました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
轟然(ごうぜん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぐわうぜん
(逆引き)
一向
(
いつかう
)
、
此
(
こ
)
の
變則
(
へんそく
)
の
名所
(
めいしよ
)
に
就
(
つ
)
いて、
知識
(
ちしき
)
も
經驗
(
けいけん
)
も
無
(
な
)
かつた
彼
(
かれ
)
は、
次第
(
しだい
)
に
暗
(
くら
)
く
成
(
な
)
り、
愈々
(
いよ/\
)
深
(
ふか
)
くなり、もの
凄
(
すさま
)
じく
成
(
な
)
つて、
搖
(
ゆすぶ
)
れ/\
轟然
(
ぐわうぜん
)
たる
大音響
(
だいおんきやう
)
を
發
(
はつ
)
して、
汽車
(
きしや
)
は
天窓
(
あたま
)
から、
鈍
(
にぶ
)
き
錐
(
きり
)
と
變
(
へん
)
じて
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
轟然(ぐわうぜん)の例文をもっと
(3作品)
見る
がうぜん
(逆引き)
轟然
(
がうぜん
)
たる
響
(
ひゞき
)
と
共
(
とも
)
に、
弦月丸
(
げんげつまる
)
は
沈沒
(
ちんぼつ
)
して、
妾
(
わたくし
)
は
一時
(
いちじ
)
は
逆卷
(
さかま
)
く
波間
(
なみま
)
に
數
(
すう
)
十
尺
(
しやく
)
深
(
ふか
)
く
沈
(
しづ
)
みましたが、
再
(
ふたゝ
)
び
海面
(
かいめん
)
に
浮
(
うか
)
び
上
(
あが
)
つた
時
(
とき
)
、
丁度
(
ちやうど
)
貴方
(
あなた
)
のお
聲
(
こゑ
)
で、
私
(
わたくし
)
の
名
(
な
)
をお
呼
(
よ
)
びになるのが
聽
(
きこ
)
えました。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
轟然(がうぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
どうん
(逆引き)
やがて定刻間近く
檸檬
(
シトロン
)
と
夾竹桃
(
ロオリエ・ロオズ
)
におおわれたるボロン山の
堡塁
(
ほうるい
)
より、漆を塗ったるがごとき南方
藍
(
あい
)
の
中空
(
なかぞら
)
めがけて、
加農砲
(
キャノン
)
一発、
轟然
(
どうん
)
とぶっ放せば、
駿馬
(
しゅんめ
)
をつなぎたる花馬車、宝石にも
紛
(
まご
)
う花自動車
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
轟然(どうん)の例文をもっと
(1作品)
見る
轟
漢検準1級
部首:⾞
21画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“轟”で始まる語句
轟
轟々
轟音
轟沈
轟又八
轟大尉
轟天雷
轟雷雄
轟動
轟家
“轟然”のふりがなが多い著者
中里介山
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
吉川英治
徳冨蘆花
海野十三
橘外男
谷譲次
梅崎春生
二葉亭四迷
葉山嘉樹