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波間
ふりがな文庫
“波間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なみま
90.0%
はかん
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なみま
(逆引き)
ただ、その
証拠
(
しょうこ
)
に、もはや、このオルガンの
音色
(
ねいろ
)
が
海
(
うみ
)
の
上
(
うえ
)
をころがっても、
魚
(
さかな
)
が、
波間
(
なみま
)
に
跳
(
は
)
ねるようなことはなかったのであります。
楽器の生命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
波間
(
なみま
)
に一台の
黄金
(
こがね
)
づくりの車があって、その上に
裸体
(
らたい
)
の美の女神ヴィーナスが髪をくしけずりながら
艶然
(
えんぜん
)
と笑っているのであった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
波間(なみま)の例文をもっと
(27作品)
見る
はかん
(逆引き)
だッ——と馬を馳け合すやいな、
双鞭
(
そうべん
)
の唸り、風を切る
禅杖
(
ぜんじょう
)
、さながら
波間
(
はかん
)
の
魚紋
(
ぎょもん
)
そのまま、凄まじさといったらない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
本艦
(
ほんかん
)
を
去
(
さ
)
る
事
(
こと
)
約
(
やく
)
一千米突
(
いつせんメートル
)
——
忽然
(
こつぜん
)
波間
(
はかん
)
に
沈
(
しづ
)
んだと
思
(
おも
)
ふ
間
(
ま
)
も
疾
(
と
)
しや
遲
(
おそ
)
しや、
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る
本艦
(
ほんかん
)
前方
(
ぜんぽう
)
の
海上
(
かいじやう
)
、
忽
(
たちま
)
ち
起
(
おこ
)
る
大叫喚
(
だいけうくわん
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
波間(はかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
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