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加農砲
ふりがな文庫
“加農砲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
キャノン
66.7%
カノンほう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キャノン
(逆引き)
四十二
磅
(
ポンド
)
の
加農砲
(
キャノン
)
! そうだ
支倉
(
はぜくら
)
君。しかし、君がそれを意識して云ったのなら、たいしたものだよ。今度の
火精
(
ザラマンダー
)
には、けっして今までのような陰険
朦朧
(
もうろう
)
たるものはないと思うのだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
やがて定刻間近く
檸檬
(
シトロン
)
と
夾竹桃
(
ロオリエ・ロオズ
)
におおわれたるボロン山の
堡塁
(
ほうるい
)
より、漆を塗ったるがごとき南方
藍
(
あい
)
の
中空
(
なかぞら
)
めがけて、
加農砲
(
キャノン
)
一発、
轟然
(
どうん
)
とぶっ放せば、
駿馬
(
しゅんめ
)
をつなぎたる花馬車、宝石にも
紛
(
まご
)
う花自動車
ノンシャラン道中記:04 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
加農砲(キャノン)の例文をもっと
(2作品)
見る
カノンほう
(逆引き)
松浦肥前が見かねて、十二ポンド砲と四門の
加農砲
(
カノンほう
)
を平戸から送ってよこしたが、それが、いっそういけないことになった。
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
加農砲(カノンほう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“加農砲(カノン砲)”の解説
カノン砲(カノンほう、加農砲)およびカノン(加農 英:cannon)は、大砲の一種。キャノン砲とも呼ばれる。現代の定義は同口径の榴弾砲に比べて砲口直径(口径)に対する砲身長(口径長)が長く、高初速・長射程であるが重量とサイズは大きく、やや低仰角の射撃を主用する(#定義)。しかしながら、概ね冷戦後の現代は火砲の進化(榴弾砲の長砲身化)による砲種の統廃合(榴弾砲の統一)により、榴弾砲とカノン砲の区別は無くなっている(#歴史)。
(出典:Wikipedia)
加
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
農
常用漢字
小3
部首:⾠
13画
砲
常用漢字
中学
部首:⽯
10画
“加”で始まる語句
加
加之
加減
加茂
加賀
加担
加奈陀
加持
加持祈祷
加勢
“加農砲”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
久生十蘭