“がうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傲然91.3%
囂然4.3%
轟然4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左に雛妓すうぎを従へ、猥褻わいせつ聞くに堪へざるの俚歌を高吟しつつ、傲然がうぜんとして涼棚りやうはうの上に酣酔かんすゐしたる、かの肥大の如き満村恭平をも記憶す可し。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
いま噪然さうぜん囂然がうぜん
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
轟然がうぜんたるひゞきともに、弦月丸げんげつまる沈沒ちんぼつして、わたくし一時いちじ逆卷さかま波間なみますうしやくふかしづみましたが、ふたゝ海面かいめんうかあがつたとき丁度ちやうど貴方あなたのおこゑで、わたくしをおびになるのがきこえました。