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首
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はじ
ふりがな文庫
“
首
(
はじ
)” の例文
ツバキの名はこの葉が厚いから
厚葉木
(
アツバキ
)
の意でその
首
(
はじ
)
めのアが略せられたものだといい、また光沢があるに基いた名ともいわれている。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
介の藤原尚範も
印鑰
(
いんやく
)
を奪はれて終つた。十九日国庁に入り、四門の陣を固めて、将門を
首
(
はじ
)
め興世王、藤原玄茂等堂〻と居流れた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
首
(
はじ
)
め
息子
(
せがれ
)
長三郎にも
話
(
はな
)
したるに息子は然もこそあらんと思ひ夫婦は
頻
(
しきり
)
に
麁忽
(
そこつ
)
を
悔
(
く
)
い
再度
(
ふたゝび
)
婚姻を結んとて翌日忠兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私は今でも白痴的な女に妙に
惹
(
ひ
)
かれるのだが、これがその現実に於ける
首
(
はじ
)
まりで、私は恋情とか、胸の火だとか、そういうものは自覚せず、極めて冷静に
風と光と二十の私と
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
アリストテレスは彼の『メタフュジカ』の
首
(
はじ
)
めにおいて学問を次のように規定している。
科学批判の課題
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
▼ もっと見る
いくら剣術の空っ下手な(情人たるお国が
首
(
はじ
)
めのほうでしきりにそう
慨
(
なげ
)
いている!)
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
将門はもと
検非違使佐
(
けびゐしのすけ
)
たらんことを求めて得ず、憤を
懐
(
いだ
)
いて郷に帰り、遂に禍を
首
(
はじ
)
むるのみ、後に
興世
(
おきよ
)
を得て始めて
僣称
(
せんしよう
)
す。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
眞直
(
まつすぐ
)
に護國寺
首
(
はじ
)
め
波切不動
(
なみきりふどう
)
へ參詣
爲
(
し
)
て田圃道を
緩々
(
ゆる/\
)
王子へ行可しとて小川町へと
掛
(
かゝり
)
けるに和吉は大きに
望
(
のぞみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
日本画において
首
(
はじ
)
めに
四君子
(
しくんし
)
さえよくおぼえ込んだらのちのあらゆる絵画にはその手法が織り込まれているから
容易
(
たやす
)
いというのと同じで、笑う序、破、急、怒る序、破、急、くさる序、破
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
始め露国の植物学者シュミット氏がそれを研究して
首
(
はじ
)
めて Petasites giganteus, Fr. Schmidt なる学名を公にした。昭和十一年から五十三年前である。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
『正像末和讃』の
首
(
はじ
)
めには次の讃歌が掲げられてある。
親鸞
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
“首”の解説
くび(首、頸, neck)とは頸部(けいぶ)、すなわち、人体において頭(頭部)と胴体をつなぐ部位である。
日本語ではまた、頭部そのものを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“首”を含む語句
首肯
匕首
首領
船首
梟首
首引
首級
頸首
乳首
首尾
猪首
首府
馘首
首縊
俛首
首飾
首里
襟首
頓首
落首
...