“頓首”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とんしゅ93.8%
とんしゆ3.1%
トンシュ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の心事について素振そぶりに対して一点の疑いをはさむこともなく、かえって閉口へいこう頓首とんしゅしてその日の中に送り出すようにしてくれたというのは
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「何かまだ申上度儀御座候やうながら、あまり長事ながきこと故、まづ是にて擱筆かくひつ奉待後鴻候こうこうをまちたてまつりそろ頓首とんしゆ。」此に二月十九日の日附があり、壽阿と署してある。あては苾堂先生座右としてある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
死ニ臨ミ、泣血キュウケツ頓首トンシュシテ、書ヲ主君明公ノ麾下ニ致ス
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)