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擱筆
ふりがな文庫
“擱筆”の読み方と例文
読み方
割合
かくひつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくひつ
(逆引き)
科学と文学という題のもとに考察さるべき項目はなお多数であろうが、まずこのへんで
擱筆
(
かくひつ
)
して余は他の機会に譲ることとする。
科学と文学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
偶々
(
たまたま
)
感じ候故
序
(
ついで
)
に申上候。荒木令嬢の事、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
相迎
(
あいむかえ
)
候事と決心仕候。
併
(
しか
)
し随分苦労の種と存候。夜深く相成候故
擱筆
(
かくひつ
)
仕候。草々不宣。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
なお彼の警戒すべき性格については、以上のほかいくらでも話があるように思うが、今日は疲れたから、これで
擱筆
(
かくひつ
)
しよう。
偽悪病患者
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
擱筆(かくひつ)の例文をもっと
(19作品)
見る
“擱筆”の意味
《名詞》
擱 筆 (かくひつ)
文書を書き終えること。
(出典:Wiktionary)
擱
漢検1級
部首:⼿
17画
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“擱”で始まる語句
擱
擱坐
擱砂
“擱筆”のふりがなが多い著者
小出楢重
佐藤紅緑
小金井喜美子
大下宇陀児
押川春浪
佐野昌一
内村鑑三
有島武郎
吉川英治
海野十三