“擱砂”の読み方と例文
読み方割合
かくしや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隅田川の半分も無い運河の幅は、しば/\八千トンの𤍠田丸を擱砂かくしやさせ、その度に御納戸色おなんどいろの水が濁つた。河底かはぞこ饂飩粉うどんこの様に柔かいし船の速力も三分の一に減ぜられて居るので擱砂かくしやしても故障は無い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)