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かくしや
ふりがな文庫
“かくしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
客車
50.0%
客舎
37.5%
擱砂
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客車
(逆引き)
前大統領は手提鞄をさげながらのつそり
客車
(
かくしや
)
に入つて往つた。すると、擦れ違ひに出て来た列車長は、がらんとしたプラツトフホウムを見渡しながら不思議さうにぼやいた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かくしや(客車)の例文をもっと
(4作品)
見る
客舎
(逆引き)
我がリヒヤード・ワグネルも亦、愛妻ミンナと愛犬ルツスを
率
(
ひき
)
ゐ、
飄然
(
へうぜん
)
として祖国を去つて
巴里
(
パリー
)
に入るや、淋しき冷たき
陋巷
(
ろうかう
)
の
客舎
(
かくしや
)
にありて
具
(
つぶ
)
さに衣食の為めに労苦を
嘗
(
な
)
めぬ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
かくしや(客舎)の例文をもっと
(3作品)
見る
擱砂
(逆引き)
隅田川の半分も無い運河の幅は、
屡
(
しば/\
)
八千
噸
(
トン
)
の𤍠田丸を
擱砂
(
かくしや
)
させ、
其
(
その
)
度に
御納戸色
(
おなんどいろ
)
の水が濁つた。
河底
(
かはぞこ
)
が
饂飩粉
(
うどんこ
)
の様に柔かいし船の速力も三分の一に減ぜられて居るので
擱砂
(
かくしや
)
しても故障は無い。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
かくしや(擱砂)の例文をもっと
(1作品)
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