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きやくしや
ふりがな文庫
“きやくしや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
客車
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客車
(逆引き)
或
(
ある
)
曇
(
くも
)
つた
冬
(
ふゆ
)
の
日暮
(
ひぐれ
)
である。
私
(
わたくし
)
は
横須賀發
(
よこすかはつ
)
上
(
のぼ
)
り二
等
(
とう
)
客車
(
きやくしや
)
の
隅
(
すみ
)
に
腰
(
こし
)
を
下
(
おろ
)
して、ぼんやり
發車
(
はつしや
)
の
笛
(
ふえ
)
を
待
(
ま
)
つてゐた。とうに
電燈
(
でんとう
)
のついた
客車
(
きやくしや
)
の
中
(
なか
)
には、
珍
(
めづ
)
らしく
私
(
わたくし
)
の
外
(
ほか
)
に
一人
(
ひとり
)
も
乘客
(
じようきやく
)
はゐなかつた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
きやくしや(客車)の例文をもっと
(1作品)
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